“なに”をやるか。より“だれ”とやるか。

「仕事の話を聞いてわくわくした」

元々ゲームをほとんどしたことがなかったという森本。内定者時代に、ゲーム事業の話を聞いて楽しそうと思ったことをきっかけに配属を希望。それから、3年。ゲーム初心者がどうやってゲームと向き合い、今どんな思いで仕事に取り組んでいるのか、プロモーションプランナーとして「戦国炎舞 -KIZNA-」のプロモーション担当を務める森本遥菜にインタビューをしました。

楽しそうだったからゲーム事業へ

ゲーム事業に興味があって、サイバーエージェントに入社したんですか?

元々、広告やPRに興味があったので、代理店やメーカーなどを受けていました。サイバーエージェントも広告代理店部門に興味があり受けたので、ゲーム事業に行きたいという気持ちはありませんでした。ゲーム事業があるのも当時知らなかったと思います。

そこからなぜ、ゲーム事業に?

入社前から働いてみたいと思い内定者アルバイトをしようと思った時に、紹介されたのが今所属しているスマートフォンゲーム開発をするサムザップでした。女性をターゲットにしたサービスの企画をやってみないかというお話をいただき、とてもわくわくしたので決めました。

ゲーム自体は好きだったんですか?

ゲームは、ほぼしていませんでした。

抵抗はなかったですか?

やったことがないことにチャレンジしてみたいという気持ちが強かったので、ゲームをプレイすることも仕事にすることにも抵抗はなく、むしろ楽しみながら仕事をしていました。ただ、最初は今までほとんどゲームに触れてこなかったので分からないことだらけで困りました。毎週、自社ゲームはもちろんですが、さまざまなジャンルのゲームをプレイして、レビューを全社チャットに送るということをしていき、自分を晒しながらゲームに触れる時間を増やすことで慣れていきました。
morimoto4 (1)

<プロフィール>
森本 遥菜(Morimoto Haruna)
早稲田大学卒業後、2014年サイバーエージェント新卒入社。サムザップに配属後、プランナー、データアナリストを経て、「戦国炎舞 -KIZNA-」のプロモーション担当に。現在は、コミュニケーションプランナーとして、数々のプロモーション企画・運営に携わる。

「成長チャンスはいくらでも渡すから自分でつかんでほしい」

なぜ入社後もゲーム事業に配属を希望したんですか?

実は入社したら、広告事業に行こうと思っていたんです。サムザップでの内定者アルバイトは、内定者でここまで任せてくれるのというくらい多くの経験もできましたし楽しかったのですが、でもゲームは好きではないし元々広告がやりたかったのに、このまま配属を決めていいのかと迷っていました。そんな時、内定者時代に参画していた新規プロジェクトのリリースが迫っていたこともあり、「成長チャンスはいくらでも渡すので自分で掴んでモノにしてくれ」と言っていただき、やりたいことより、誰と働きたいかや、どう働くかの方が重要なのではないかと思い決めました。この時、自分のやりたいことに固執しなくてよかったと思っています。そのおかげで、配属後もいろんな挑戦ができ、自分の可能性が拡がりました。

ユーザーの皆様のことを誰よりも考えているという面では負けたくない

今はどんなお仕事をしていますか?

入社二年目から、プロモーションプランナーとして、プロモーションの企画から実行まで全てを担当しています。入社時に興味があった、プロモーションに携われているのは嬉しいです。

具体的なお仕事内容を教えてください。

プロモーションプランナーとは、ユーザーの方がよりサービスを好きになってくれる、もしくは、サービスをやってみたいと思ってもらえるゲームのファンを増やすプロモーション施策を企画・実行する役割です。企画ごとにメイン担当が決まっていて、ターゲット選定から企画のコンセプト決め、予算承認、実行までをメイン担当が責任を持って進めます。メイン担当1人が全てを任されるので、責任の範囲が広く、多方面の能力が身につきますし、何より担当した施策の反響がリアルタイムで分かることが楽しいです。

いくつのプロモーションを同時に実施しているんですか?

時期によりますが私の場合は、リアルイベントやニコニコ生放送、コラボ企画など6~7施策くらいを同時に進行しています。ユーザーの方々が本当に喜んでくれる企画は何だろう?と毎回突き詰めて考えています。経験やストックはまだまだ少ないのですが、ユーザーの皆様のことを誰よりも考えているという面では負けたくないと思っています。特に、リアルイベントやニコニコ生放送は、ユーザーの方の声が直に聞ける場所なので、大切にしています。

印象的だった事例を教えてください

2016年に実施したリアルイベントです。
ユーザー同士の絆、ユーザーと運営の絆をテーマに、東京、大阪、福岡3都市にてアニバーサリーを記念したファンイベントを開催しました。テーマからぶれないように会場の選定や企画内容を詰めていったのですが、実績がないため成功する保証もなく、本当にびくびくしていましたが、イベント終了後に来てくださったユーザーの方からたくさんの温かいお言葉をいただいたりユーザーの方同士の交流の様子を見て、改善点はあるもののイベントの目的は達成できたと実感できました。

“コミット“するのは普通。

今意識していることはありますか?

「自分の価値」をどうだすかです。
プロモーションプランナーになる前は、プランナー、データマイニングと何度かジョブチェンジをしています。どの仕事も学びがあり全力で打ち込んでいたのですがなかなか思うような成果は出せていませんでした。今思うと、「人一倍コミットすることが何より大事」と思って仕事をしていたんだと思います。
そんな時「コミットはすごいけど、コミットするのは普通だから。自分の価値を出していかないといけないよ」と言われたんです。その時、はっとして、言われたことにコミットするだけではなく、自分でミッションを決めてやらないといけないんだということに気づきました。言われた通りにやっていても自分の価値が出せないと。その頃は、言われたことを正確に、迅速に実行することに全力を注いでいたのですが、今は、できるだけ定常業務を効率化して、私が事業責任者だったらどう判断するかという視点で考える時間をつくったり、自分だからこそできることを意識しています。

プロモーションプランナーになって変わったことはありますか?

世の中でどんなことが話題になっているのか、“話題”アンテナを高く持つようになりました。どういう話題だったら、どういうコンテンツだったら人に話したくなるかということを休日も関係なくついつい考えてしまいます。

morimoto3

今後の目標は?

世の中にない、新しい施策を実施したいです。世の中にないもので、ユーザーの方も喜んでくれる施策をどんどん仕掛けていきたいです。イベントをやってより一層強く感じたことですが、私の担当している「戦国炎舞 -KIZNA-」はもうそろそろ4周年を迎えるのですが、サービスを続けて遊んでくれているユーザーの方同士がここまで強いつながりを持っているのは本当にすごいことですし、「サービス」=「ライフスタイルの一部」となっている方も多くいらっしゃると感じました。そういう方々が今後の展開にもっと期待感を抱いてくださるようなプロモーション施策を届けていきたいですし、「サービス」=「ライフスタイルの一部」となる方がもっと増えてくれるようなきっかけ作りをしていきたいなと思います。

「戦国炎舞 -KIZNA-」とは>
乱世・戦国時代を舞台に、最大20人対20人の合戦を楽しめる「戦国」ジャンルNo.1(※1)のスマートフォンゲームです。累計520万ダウンロード(※2)を突破し、App Storeゲーム売上ランキングでは最高2位(※3)にランクインしました。

※1QuerySeeker調べ App Storeトップセールスランキングより(戦国時代が舞台のゲームタイトルにおいて1位/2015年10月-11月)
※2 2017年2月15日時点
※3 2017年1月27日

LINEで送る
Pocket

おすすめ記事