作画メイキング :マンガ「ジョーカー」の制作工程
今回は、マンガRPG「ジョーカー~ギャングロード~ 」で連載中のマンガ「ジョーカー」の制作工程をご紹介します。
マンガ「ジョーカー」とは?
本格王道不良RPG「ジョーカー〜ギャングロード〜」のアプリにて連載中のマンガ。毎週火曜日に更新中!
【ストーリー】
異端児『師倉雅也』と、池袋の伝説的なバイクチーム『梟』の物語。
ジョーカー制作過程
漫画制作は「CLIP STUDIO」で行います。
このアプリだと漫画の1話全体の仕上がりの様子を複数のメンバーで共有しながら原稿の制作を進めることができます。
シナリオ打ち合わせ
毎週、原作担当と編集とで打ち合わせをして、この次はどういう話にするか、このキャラクターはどんな人間かなどを決めていきます。
—HOW TO DRAW
# 01
漫画の生命線『ネーム』です。
全体の流れや演出をつかむために一番最初に簡単な漫画の設計図を描きます。
# 02
次にコマを割って、セリフとふきだしをいれていきます。
# 03
通常はキャラクターから入れていきます。まずはキャラの下書きが入っていきます。
# 04
次にペン入れが行われます。
ベタ(黒く塗りつぶす部分のこと)入れをすると途端に漫画っぽくなりますね。
# 05
背景やモブ(群衆の絵)を入れていきます。
実際にはキャラと背景は別のメンバーが描いているので#03〜#04と、この#05の行程は同時に進む場合もあります。
# 06
キャラクターの仕上げとして色が着けられていきます。
通常の漫画はスクリーントーンという網目模様でグレーの表現をするのですが、ジョーカーはそもそもスマートフォン向けに作られているので、グレーで塗って一部トーンを使っています。
# 07
背景も仕上げの色を入れていきます。背景を入れることで臨場感がグッと上がります。
# 08
擬音(効果音)やホワイト、細かい仕上げを入れていきます。
# 09
最後にアップロード用に周りの空白を断ち切ります。上下左右が結構カットされていることがお分かりだと思います。
サイズを調整して完成です!
これだけでは終わりません。
漫画がアップされてから、アンケートやスタッフの意見を聞いてよりよい作品にするために反省や今後の方針決めをチームで行います。
ミスを発見したら修正ファイルを再アップすることも忘れずに!
アトリエの様子