ダンボールとガムテープだけで速くて沈まないボートをつくる！？盛り上がりすぎたクリエイターイベントとは？

2018年10月19日…
サイバーエージェントゲーム・エンターテイメント事業部（SGE）史上前代未聞のイベントが草津にて行われました。その名も「SGEクリエイティブトムソーヤ」。本日はそのイベントレポートをお届けします！
（SGEとは・・・サイバーエージェントのゲームやエンターテイメントに携わる10社以上の子会社が所属する事業部です。）

SGEクリエイティブトムソーヤとは？

SGEに所属するクリエイターがチームに分かれ、クリエイター視点から組織をよりよくするためにさまざまな施策を考える会議「クリエイターあした会議」で決議されたリフレッシュ系施策「子会社対抗のダンボールガムテープボートレース」です。材料はダンボールとガムテープのみ！それらを駆使し、各社が手作りでボートを制作して見た目とスピードを競い合います。

運営メンバーは当初、静かな泥仕合になってしまうのではないかとハラハラして夜も眠れませんでした・・・
しかし、蓋を開けてみれば各社の威信をかけた血湧き肉躍る熱い試合になりました！！

今回は熱い試合になった当日の様子をレポートします！その現場の熱量も感じていただければ嬉しいです。

デザインラフ紹介（一部）

ルールについて

今回はあくまでも「競技」なので、ルール作りから始めました。ルールは、競技だけど楽しめるように「禁止事項をなるべく少なくする」「解釈の余地を残す」というところを意識して作りました。例えば下記のようなルールを作りました。

【往復の際のルール】

一度ボートを全てプールから引き上げ、向きを直してから船員が再度乗り込み、出発してください

これは、「全長25mのボートを作る」という選択肢をとりづらくするためのものです。ただ、作ろうと思えば25mのボートを作っても大丈夫です（笑）。表現を禁止してしまうルールを増やすことは好ましくなかったので、あえてこのようなルールにしてみました！とりあえず25mボートを作る会社はなかったのでよかったです。ルール作りって大変ですね。

賞について

レースにあたりこちらの3つの賞を用意しました！

特に今回は妨害OKのレースだったので、どれだけ面白く盛り上げたか？というところも評価ポイントにしたいと思い、ベストパフォーマンス賞を設置しました。

運営メンバー一同スプレッドシートに向かい続け、真面目にやって来たのは、当日弾けるための助走・・・

制作の様子　前日～いざ当日！

事前準備OKにしたので、各社どうしたら浮くのか？どうしたらスピードが出るのかなど各所で真剣に議論する様子を見かけました！準備されたボートは早朝トラックに搬入してバスと一緒に草津へGO！

草津では体育館をお借りして、組み立て作業を行いました。学校祭みたいな雰囲気で、各チーム和気藹々とボートを作成！

会場のプールまでは歩いて10分弱くらいの距離。自分たちでボートを担いで運びました。住宅街に突如現る謎の仮想集団。この段階からすでに世界観が溢れ出しています。

いざレース開幕！

スタートの合図で一斉に船を押し出し着水！
（※プールを汚さないため、ビニールでボートを覆っています。）

レースが始まると運営メンバーの不安は一瞬にして吹き飛びました！スタート直後から各社の声援で大盛り上がり！！！
（今ここで初めて告白しますが運営は盛り上げるために議論を重ね選んだBGMをかけ忘れました。）
もしBGMをかけていたとしてもきっと聞こえなかったでしょうね！運営の呼びかけさえも声援で搔き消されていました。

妨害行為を行う極悪人たち。※妨害は推奨されています。やはり大きい水鉄砲の威力たるや絶大でした！ゴール直前がかなり狙い目！

レース結果

優勝はQuali Arts（クオリアーツ）！第1レースでは2位でしたが、決勝レースまでに戦略を練り直し、コンパクトな船体を生かしてぶっちぎりでゴールしていました。ファンシーな見た目なくせして戦略家でいやがる・・・モーニングスターを持って笑っている人がいますね。この写真ちょっと怖いですね。

ベストクリエイティブ賞はサムザップ！前半の組み立て時間からオーラがすごかったあひるちゃん。ボートとしてもとても頑丈で、レース中は沈む気配が全くありませんでした。クオリティもとても高く、同行してくれた添乗員さんもびっくりされていましたよ！