技術書典11にむけて「UniTips Vol.7」を執筆しました!

2021年7月25日(日)まで、オンラインマーケットとして開催されている「技術書典11」に、今回もゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)所属のエンジニアが参加しています!現在開催中のイベントで販売している技術書「UniTipsVol.7」の見どころを紹介します!

1.「UniTips Vol.7」とは?

サイバーエージェントのゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)に所属しているエンジニア5人が、実際のプロジェクトで培った知見をもとにUnityでの開発において役に立つ6つのTipsを紹介する技術書です。

【タイトル】UniTips Vol.7

【ページ数】138ページ

【販売価格(電子書籍)】 1,000円(税込)

【販売価格(電子書籍 + 物理書籍)】 1,500円(税込)

【執筆者】 今井駿汰、住田直樹、田村 和範、向井祐一郎、山本 優威

【対象】  Unity経験者

【URL】https://techbookfest.org/product/5704183925702656

2.6つのTipsとは?

本技術書は、下記6章で構成されています。各章ごとに、業務で得た知見を惜しみなく盛り込んだ内容となっております。章ごとの概要を紹介します。

【目次】

第1章 :タイムラインを完全に理解して拡張する(著 : 今井 駿汰 )

第2章:Unity の Physics 最適化についてのTips(著 : 向井 祐一郎 )

第3章:Unity Test Framework入門 -Unity開発での単体テストの手引き- (著 : 住田 直樹)

第4章:uGUIでマルチタッチを防ぐいくつかの方法(著 : 田村 和範)

第5章:MacのRiderでBannedApiAnalyzerを導入する方法と独自のRoslynAnalyzerを自作する方法の紹介(著 : 田村 和範)

第6章:AR Foundationの基本機能を理解する (著 : 山本 優威)

第1章 :タイムラインを完全に理解して拡張する(著 : 今井 駿汰 )

昨今ではアーティストの方もUnityを使って制作を行うようになり、タイムラインの活用範囲が広がっています。一方で、標準機能だけでタイムラインを使おうとすると、制作効率が下がったり制限が生まれる場合があります。本章では、タイムラインを使いこなすための拡張方法とPlayable Graphについて解説します。

第2章 :Unity の Physics 最適化についてのTips(著 : 向井 祐一郎 )

UnityではPhysXベースの物理エンジンPhysicsが標準で利用できますが、パフォーマンス最適化のためには専門的な知識が必要になってきます。本章ではUnityのPhysicsのパフォーマンスを最適化するために知っておいたほうがよい基本的な知識や、具体的な設定箇所および実装方法について解説します。

第3章 : Unity Test Framework入門 -Unity開発での単体テストの手引き- (著 : 住田 直樹)

本章ではUnityでテストを実装、運用していく上で有用なフレームワーク、Unity Test Frameworkについて紹介します。Unity Test Frameworkの仕組みやさまざまな機能、ベースとなっているNUnitの機能、そしてテストの実行と運用についてRiderおよびUnity公式の提供しているUnity Test Runnerの活用法について紹介します。

第4章 :  uGUIでマルチタッチを防ぐいくつかの方法(著 : 田村 和範)

モバイルゲームのUI開発で厄介な問題の1つが、同時に2本以上の指で画面を操作するマルチタッチへの対応です。マルチタッチへの対応が適切にできていないと、進行不能や表示崩れといった問題が引き起こされてしまいます。本章では、uGUIでマルチタッチを防ぐ方法を4種類紹介し、それぞれのメリットとデメリットを説明します。

第5章 :  MacのRiderでBannedApiAnalyzerを導入する方法と独自のRoslynAnalyzerを自作する方法の紹介(著 : 田村 和範)

RoslynAnalyzerとは、C#のコードを解析し、問題を指摘し、場合によっては修正までしてくれる仕組みです。中でもBannerApiAnalyzerは特定のクラスやフィールドなどの利用を禁止できるRoslynAnalyzerで、実際の開発の現場でも役立つ場面が多いです。また、独自のRoslynAnalyzerを実装する仕組みもあり、自分のプロジェクトに適したRoslynAnalyzerを作成することもできます。本章では、OSはMac、IDEはRiderという環境で、BannedApiAnalyzerを導入する方法と、独自のRoslynAnalyzerを自作する方法を紹介します。

第6章 :AR Foundationの基本機能を理解する (著 : 山本 優威)

本章ではARFoundationのインストールを終え、これから触る方向けの内容になります。オブジェクトの生成まではある程度ネットで調べながらできるとは思いますが、その先のアプリ開発に向けて実践的な部分に触れていきます。

3.最後に

「UniTipsVol.7」では、最新技術の紹介や、実際のプロジェクトで培った知見を元に、Unityでの開発に役立つTipsを紹介しています、Unityを使っている方に楽しんでいただける内容になっていると思います!ぜひ、ご覧ください!


【技術書典11 開催概要】

オンライン開催

開催日程:2021年7月10日(土) ~ 7月25日(日) の16日間

場所:技術書典オンラインマーケット

https://techbookfest.org/market

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