骨の髄までプログラめ!技術力とスピードを競い合う、第3回「ヒダッカソン」を開催!
SGEには現在ゲームやエンターテイメント事業に携わる子会社13社が所属しています。その各社に所属するエンジニアが集まりサーバー部門、ネイティブ部門に分かれ、SGEのNo.1エンジニアの称号「王者」を得るために競い合う競技プログラミングイベント「ヒダッカソン」を開催しました。「ヒダッカソン」は年に一度開催していて、今年で第三回目になります。今回は、第三回を迎えた「ヒダッカソン」を紹介します!
「ヒダッカソン」とは
年に1度行われる、SGEに所属するエンジニア達が技術を競い合う社内イベントです。ハッカソンというよりは競技プログラミング寄りのイベントとなっています。サーバー部門とネイティブ部門があり、2日に分けて開催します。業務ではサーバーを担当している人が、ヒダッカソンではネイティブ部門でチャレンジする場合もあります。ちなみに、「ヒダッカソン」という名前は、サイバーエージェント副社長でありSGEの担当役員である日高にハッカソンを掛けネーミングしています。
各部門のエンジニアが集結!闘志に燃えています。
リアルタイムで計測され、順位が変動
まずはサーバー部門。
今回出されたお題は、課題となるwebアプリケーションを高速化させるという「チューニング問題」でした。webアプリケーションはTOPページにアクセスするのに15秒もかかってしまうという非常にチューニングしがいのあるものになっていました。用意されたメモリ7.5GBに対しDBのデータサイズが13GBであったり、無駄な読み込みがいたるところでされていたり、参加者もこれには苦笑い。
webアプリケーションを高速化すべく最後まで途切れない集中力
そして8時間という限られた時間の中でこのひどく重いwebアプリケーションを高速化させていきました。チューニングの計測は随時行われており、順位が常に確認できるため、順位変動を見ながらの戦略変更、心理戦が繰り広げられ、タイプ音も聞こえないほど張り詰めた空気となっていました。
8時間でスマホゲームをつくり上げろ!?67個の実装項目をクリアできるのか!
続いてネイティブ部門です。
かなり細かいところまで決められたスマートフォンゲームの仕様書が当日渡され、その仕様書に沿ってゲームを作っていきます。細かい仕様も含めると、その数はなんと67個!この全ての項目を8時間で実装させるという難問ですが、ものづくりが好きな参加者たちは真剣ながらもどこか生き生きとした表情でパソコンに向かっていました。
パソコンのタイピング音が会場には鳴り響いていました。
ネイティブ部門は中間と最終審査で採点者が集まり仕様書に沿ってテストプレイをし、点数をつけていきました。仕様を満たす機能を作り上げる人と、ユーザビリティや演出を優先し、細かな動きも丁寧に仕上げる人と、個人の性格やこだわりが垣間見えました。
疲れを癒し、苦労を分かち合い、深まるつながり
ヒダッカソンは、競技で競い合うだけでなく、懇親会も行われます。学生の頃のテスト後に友達と集まって答え合わせをするような雰囲気で会話も弾んでいました。
おいしいお酒と料理と交流で1日の疲れを癒します。
普段は別のオフィスで働いている人たちも1つの部屋に集まり、同じことに必死に取り組んだということが会話のきっかけにもなり、会社間を横断して交流する良い機会となりました。
会社を横断し、会話が弾む参加者たち。
懇親会では、表彰式も行われました。各部門、3位から1位が発表され、表彰されます。ネイティブ部門は3位から1位に加えユーザビリティ賞も表彰されました。
表彰状を授与され、嬉しそうな表彰者
1日限定の真剣勝負で、全員が楽しめるイベント
年に一度行われているヒダッカソンですが、8時間という短時間の間で与えられた課題に対していかにやり切ることができるか。技術力や思考力だけでなくスピードも肝に。
丸一日通常業務を忘れヒダッカソンに没頭し、問題に打ち込む。そして技術力を競い合う。それだけではなく、会社間を横断し交流を深めることもできるヒダッカソン。エンジニアだけでなく、他職種の人も誰が王者を獲るのかと大注目のこちらのイベント。来年は、誰が王者になるのか今から楽しみです!
こちらのトロフィーは、代々王者に受け継がれていきます!
SGEでは、エンジニアのイベントは、エンジニアの皆さんが考え、企画をし、運営をしています。今後も、エンジニアの方が、本当にやりたいと思うイベントやスキルアップ施策など、様々な施策を実施していく予定です!