サイバーエージェントゲームクリエイター奨学金
COLUMN

「ゲームクリエイターになりたい!」子供たちを応援する「ゲームクリエイター奨学金」プログラムとは

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2020年、日本の小学校でもプログラミング教育が必修科目となることが決まり、プログラミング教育への関心がますます高まっています。また、近年、子どもたちの中で、「ゲームクリエイター」への注目度も急上昇しています。株式会社クラレの調査によると、小学6年生の「将来就きたい職業」ランキングで「ゲームクリエイター」が4位にランクイン(※1)。ゲーム開発者は多くの子どもにとって憧れの職業の一つとなっています。

そのような背景をふまえ、ゲームやエンターテイメント事業に携わる子会社13社が所属するSGE(Smartphone Games & Entertainment)(以下、SGE)では、小学生向けプログラミング教育事業を運営するCA Tech Kidsと協力し、ゲームクリエイターを目指す小学生を応援する制度「サイバーエージェント ゲームクリエイター奨学金」(以下、ゲームクリエイター奨学金)プログラムを実施しました。ゲームやアプリを遊ぶだけでなく、自ら考えたアイデアをカタチにするモノづくりの楽しさを知ってもらいたい。そんな思いで、約半年間にわたり行った、「ゲームクリエイター奨学金」プログラムについて今回はご紹介します。

※1 株式会社クラレ「小学6年生の「将来就きたい職業」、親の「将来就かせたい職業」

最後まで磨き上げたゲーム性

多数の応募の中から、書類審査、ゲーム開発による選考会などを経て奨学生4人が選出されました。本プログラムは、CA Tech Kidsが教材と講師を提供し、開発~アイデア発想~プレゼンなどを半年間100時間かけて学べるほか、実際にゲーム開発をしている社員とのブラッシュアップやオフィスツアーなども実施しました。

ゲームをつくる前のアイデアブラッシュアップやゲーム作り終盤のゲームバランスを考える時には、「ポコロンダンジョンズ」を提供しているグレンジ代表の木下も参加。奨学生たちのアイデアを一緒にブラッシュアップしました。子供たちがまずは、自分たちの考えているゲームアイデアをピッチ。

「ゲームとして、クリアするのは大変だけどその分リターンが大きいなどメリハリをどうつけるか」
「途中で諦めないようにするためにはどうしたらいいのか」
「プレイヤーによって差がでるようにするにはどうしたらいいか」
「遊び終わった後に、もう1回遊びたいと思ってもらえるか」

など、1人1人にフィードバックをする木下。ゲームとして成り立つにはどうするか、よりおもしろくするためにはどうつくり込んでいくかなど、奨学生たちの質問にも真剣に答えていました。

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子供たちからサインを求められ恥ずかしそうにサインをする木下。

ゲームづくりの終盤、「ゲームバランスを考える会」では、選考会から参加していたSGECTO白井も子供たちの様子が気になり、ブラッシュアップに参加。ゲームを楽しそうにプレイしたり、子供たちがかいたプログラミングに驚いていました。

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細かいブラッシュアップが終わると、つくり込みの時期に。奨学生たちも遊びたい盛りの小学生。最初はバグがでたり、なかなかうまくいかないこともあったり、遊ぶ時間が減ったりと大変だと思った時期もあったそうですが、ゲームが実際に動き出すと、感動と達成感で一気に楽しくなったと話してくれました。

ゲームクリエイターの働く現場とは

開発だけではなく、将来ゲームクリエイターを目指す小学生たちも気になる、「ゲームクリエイターが実際に働く現場はどんなところなんだろう?」という疑問に答えるべく、SGE CTOの白井がオフィスツアーを行いました。

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イラストレーターと会話を楽しみながら描いている絵に落書きする子供たち。

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どうしても落書きがしたいみたいです(笑)。

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ゲームに合うサウンドは?と楽しそうに弾いていました。

ゲームアプリをつくっている現場や、イラストレーターが働く現場、サウンドクリエイターが働く現場などを見て、さまざまな人たちが関わって1つのゲームができていくことを知り驚いている子供たちでした。そしてオフィスツアー後は、最終発表会へ向けて当社副社長の日高へのモックアップお披露目会も行いました。

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一緒にできたてのモックアップをプレイし一人ひとりにフィードバックをしました。最後に日高からは、

「ゲーム開発の世界は、誰でもヒットするゲームがつくれる可能性があり、ヒットすればたくさんの人に自分のゲームで遊んでもらえるという意味で夢がある。でも、そのためには『おもしろいゲーム』をつくれなければダメで。おもしろいゲームをつくれるようになるためには、とにかくいろんな人に見せて、プレイしてもらうことが大事。その反応を見続けることで、何がおもしろいのかが分かるようになっていくと思うよ」
と締めくくりました。

半年間の開発の成果とは

さまざまなプログラムを終え、いよいよ最終発表会の日が。
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Unityを半年間で100時間かけて学び、つくり上げたゲームアプリをそれぞれが発表しました。ゲームアプリも自分の好きなモノからアイデアを考え、「こんなゲームがあったら遊びたい」というゲームにし、プレゼンテーションも会場の笑いを誘う余裕の発表で、子供たちの成長を感じる会となりました。
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そして、実際につくったアプリとは・・・

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高橋 温さん(小学4年生)

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『のびーる』
時間内に落ちてくる害虫を駆除しながら、木を高く伸ばしていくゲームです。画面左下のじょうろをタップして水をあげると木が伸びていきます。虫のレベルは3つあり、難易度が設定されています。

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七丈 直史さん(小学6年生)

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『Study Quest』

クイズを通じてモンスターを倒し、最終的に魔王を倒すことで世界を平和に導くゲーム。ワールドにはさまざまなモンスターが待ち構えていて、モンスターに突撃するとクイズが出されます。クイズに正解するとモンスターが仲間になり、仲間になった分だけ、魔王と戦える制限時間を増やすことができます。

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麻生 俊さん(小学6年生)

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『ThrillingShooter』

タップで敵を攻撃し、敵を倒したらボールをもらうことができます。もらったボールを使ってシュートを決め、最終的にどれだけスコアが高かったかを競うゲームです。
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菅野 晄さん(小学4年生)

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『回一首(まわりっしゅ)』

百人一首を題材にしたカジュアルアクションゲームです。下から上がってくる百人一首の文字に、ボールが押し出されないように、左右にスワイプしてボールを動かしプレイタイムをできるだけ伸ばします。

アプリは実際にAppStoreにリリースをしています。ぜひ遊んでみてください!

今回行った「サイバーエージェント ゲームクリエイター奨学金」プログラムに選ばれた4人の奨学生は、プログラミングへの興味やゲームクリエイターになりたいという気持ちが強く、半年間努力を重ね取り組んだ結果、素晴らしい作品ができあがりました。将来、どんなゲームクリエイターになるのか今から楽しみです。

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