COLUMN

デザイナーとして生きるために必要な3つのこと

こんにちは。Qualiartsクリエイティブディレクターの山崎です。

今回は、長い間クリエイティブの仕事を経験して感じた、【デザイナーとして生きるために必要な3つのコト】について書きたいと思います。私も悩んだり迷ったりした時にふと思い出しています。

まずは自己紹介をさせていただきます。
もう20年も前の話になりますが、美術大学を卒業後制作会社でイラストレーターとして社会人デビューしました。当時はまだパソコンでイラストを描くことはなくパステルとカーブオテロ(色鉛筆みたいなもの)を使いすべて手描きで描いていました。自分の未熟さもあり練習を積み重ねなんとか上達しようと必死でした。数年間勤務した後に、もう少し業務の幅を広げようと広告代理店の制作部門に転職しました。イラストだけでなくデザインもしっかり自分のスキルとして身につけようと考えたからです。デザイン制作だけでなく打ち合わせ・プレゼン・撮影・印刷対応など業務の幅が多岐にわたり、自分のスキルとして習得するのに時間がかかりました。7年後に、紙だけでなくwebというスキルも必要と感じサイバーエージェントに転職し、現在は、「オルタナティブガールズ」などスマートフォンゲームを開発するQualiArtsという子会社でクリエイティブディレクターをしています。

余談ですが、制作年数重ねるたびに体もでかくなりましたね…(笑)。

1.「デザインが好き」と胸を張って言えること

ほとんどのデザイナーの方は、デザインが好きだと思いますが、自己満足の好きではなく「好き」ということを仕事にする意味を改めて考えることが大事です。

「時間」×「予算」×「クオリティ」を意識しつつ、最高のアウトプットを表現していくことがプロとしての最低限の責任です。それらの責任も込みで「好き」と自信を持って言えるまでデザインを突き詰めることが大切です。また、デザイナーであって◯◯デザイナーではありません。もちろん様々なものに専門性があることは承知していますが、モノづくりにおいての本質は同じで「表現の違いに過ぎない」と思っています。「◯◯デザイナーだからちょっと…」などと言ってジャンルを限定していたらチャンスを逃し損をしますしそもそもデザインを好きとは言えないと思います。

2.チームでデザイナーが働く意味を知ること。

自分の「好き」を最大限発揮できるのは「チーム」です。

制作者だけが最高のアウトプットを出しているわけではなく企画とフィットしていたりチームワークによって初めて最高のアウトプットが生まれます。決して自分ひとりの作品ではなく、それに関わるチーム全員で作り上げたものです。デザイナーはチームメンバーの一員であるということを意識し、自分がその仕事を任されることの意味やチームでの役割を見極めることが必要です。

3.自分の力量を常に意識すること。

自分が常に世界で何番目のデザイナーかを意識することも大事なポイントです。これは自己満足に溺れないで、常に客観的な視点を持つということです。制作業にとって天狗になってしまうことは柔軟性を失い、その時点で伸びしろを失ってしまいます。自分の力量を見極めることは非常にカンタンです。他のデザインを見て理解できるかどうか?です。例えばデッサンなどで上手いな〜と感じる作品があると思いますが、それは自分のスキルがその作品まで達してないために理解できず、純粋に上手いと感じてしまう、あの感覚に近いと思います。


以上長々と書きましたが、私自身も忘れてしまうことがよくあります。

デザイナーとして生き抜くためには、さまざまなスキルや経験をもっていることが必要です。経験の幅を広げるためには、好き嫌いをせず、いろいろなものにチャレンジしたほうがいいと思います。そして、初めてのことにチャレンジするときは、とにかく困ったら周りを巻き込みましょう。失敗しても大丈夫です。専門のスキルを持つことは非常に大事ですが、デザイナーとしてモノづくりという本質にぶつかってみることも大事です。

少しかたい表現になってしまいましたが、時には立ち止まって冷静にしっかりと自分を見つめることがデザイナーという仕事を続けられる秘訣かな…と感じます。この記事がクリエイティブの仕事についているすべての方にとって少しでも力になれればと思います。また、記事に関してはあくまで個人的な主観も入っていますことをご了承ください。

LINEで送る
Pocket

おすすめ記事