Swooleのフレームワークを比べてみた
こんにちは。
サイバーエージェントゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)に所属する子会社、サムザップ、Craft Egg、ジークレスト3社のCTOを務める白井です。
サイバーエージェントのゲーム・エンターテイメント事業部では、主にバックエンドの言語として、PHP、Java、Kotlin、Node.js、Goなどを使用しています。開発時期やゲーム性にあわせて、技術選定を行っています。私は、主に、PHPでの開発をしています。
今回は、2019年3月31日に開催された「PHPerKaigi 2019」に登壇した際にお話した、「Swooleのフレームワークをくらべてみた」について一部抜粋して紹介いたします。
「Swooleのフレームワークをくらべてみた」
各フレームワークベンチマーク結果
Swooleをつかったフレームワークはいくつかありますが、それをISUCON8のベンチマークを走らせて比べてみた結果です。
今回検証したSwooleを用いたフレームワークは
- EasySwoole(v2)
- EasySwoole(v3)
- Laravel-Swoole
(比較用に、Slim3、Laravelも記載しています)
一概にベンチマーク結果だけで判断はできませんが、フレームワークの差は軽微と考えられます。Swooleは、PHPでイベント駆動の非同期&コルーチンベースの並行処理を実現できる仕組みで、今後も注目の技術です。興味をもってくださったなら、ぜひスライドをみてみてください。
登壇時に使用したスライドはコチラとなります↓
さいごに
2019年9月12日(土)に初開催される「PHPカンファレンス北海道 2019」に、登壇いたします。
17時からクリエイティブスタジオにて実施される「Lightning Talk」内で、「pharによるワンバイナリアプリケーションの可能性を探ってみた」というテーマでお話いたします。
当日は、皆様とPHPについていろいろとお話できたら嬉しいです!
もし「PHPカンファレンス北海道 2019」にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!