交流会

ゲームクリエイターを目指す小学生との交流企画を実施しました!

2013年から小学生向けプログラミング教育事業を行うサイバーエージェントグループのCA Tech Kids。CA Tech Kidsとサイバーエージェント ゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)では、ゲームクリエイターを目指す子どもたちを応援する制度として「サイバーエージェント ゲームクリエイター奨学金プログラム」を2016年に創設したり、小学生向けのデザイン講座を実施したりしてきました。

今回は、ゲームが大好きな小学生やゲームクリエイターを目指す小学生に向けて、ゲーム開発に携わるクリエイターと交流し、ゲーム開発の現場を知れたり、未公開のゲームが体験できる夏休み特別企画を実施いたしました!遊んでもらった未公開のゲーム作品と質問がたくさん飛び交った交流会の様子を紹介します。

未公開ゲームを子供たちに遊んでもらおう!

ゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)には、ゲーム事業に携わる10社以上の子会社が所属しています。毎年各子会社への配属前にチームに分かれ自分たちのアイデアをゲームにし競う「モックアイアンリーグ」という新卒研修を事業部全体で実施しています。4-5人程度のチームに分かれ、2週間でゲームを制作します。今年は、フルリモートでの実施となりましたが、様々な作品が完成しました!今回は、その中から、入賞した3チームのゲームを7月22日(水)〜26日(日)までの5日間子供たちに遊んでもらいました。

どんなゲーム?

1.爽快!反射神経パズルバトル「LABBOT CLEANER」

LABBOT CLEANER

反射神経パズルバトルゲームです。
ロボットがアヤシイ研究所をおそうじ。アイテムが交差するところをタップして、どんどん研究所をきれいにしていこう。ハカセに気に入ってもらうには、あのコ(対戦相手)には絶対負けられない!フィーバータイムが勝利のカギ?!

LABBOT CLEANER

2.1対3の非対称マルチ対戦型チェイスゲーム「WONdaring CATch」

WONdaring CATch

舞台は19世紀のヨーロッパ。
ゲームを開始するとプレイヤー4人の中から1人が「怪盗キャット」に選ばれます。制限時間内に、「わんこ警察」から逃げきれれば「怪盗キャット」の勝利に!「わんこ警察」はチームワークとアイテムを獲得することでできる多様なスキルで「怪盗キャット」を捕まえる達成感を楽しむことができます!

WONdaring CATch

3.1対1のエンドレスランゲーム「ASTRO DASH」

ASTRO DASH

リアルタイムで相手と駆け引きしながら戦う2人対戦のゲーム。
ある日プレイヤーが住む惑星に巨大隕石が…!
しかし脱出ができる惑星唯一の小型ロケットに乗れる住人は1人だけ!
1人用の宇宙船に乗るためにスキルを使って攻撃し、相手をリタイアさせよう!

ASTRO DASH

実際に遊んでくれた子供たちからは、「ランキング1位を目指すのが楽しかった!」、「ちょっと難しいところもあったけどおもしろかった!」といった感想が届きました。

若手ゲームクリエイターにきいてみよう!ゲーム作りとは?

2020年7月23日(木・祝)には、「LABBOT CLEANER」を制作したチームの中でエンジニアを務めた鈴木、「ASTRO DASH」を制作したチームの中で、デザイナーを務めた梅崎とゲームクリエイターを目指す子供たちとの交流会も実施いたしました。

/2020/07/P1010444-1024x683.jpg

(左から)2020年新卒入社 エンジニア 鈴木亮平、デザイナー 梅崎実里

まずは、梅崎と鈴木から、どうやってゲームを作っているのか、また、ゲームクリエイターにどうしてなりたいと思ったのかについてお話しました。

小さい頃は、みんなの笑顔を見ることが好きだったので、みんなを笑顔にする仕事につきたかったと話す梅崎。サイバーエージェントの3日間のインターンシップで、初めてゲームの画面コンセプトをゼロからつくり、ゲーム作りって楽しいと思ったということをきっかけに、ゲームクリエイターを目指すように。その経験から、ゲーム作りでみんなを幸せにしたいという気持でゲームクリエイターになったと紹介。

ゲームができるまでについては、「ASTRO DASH」を例にして、誰に何をしてほしいのかというコンセプト決めから、実際にどうやってゲームを完成させたのかのプロセスを子供たちにも想像しやすいように紹介。また、今後ゲームをつくる上でチームでの開発を行う時の参考になればと、チームでのゲームづくりで大事にしたことについても触れ、仲良くなって気持ちよく進められるように話しやすい関係を築くことを意識、そのために、「最高だね」「いいね」といった良いリアクションをすることを心がけたと。そして、最後には、自分がゲームをする立場になって考える、とにかく自分たちが楽しめるゲームを作ることも大切だよと子供たちに伝え締めくくりました。

小さい頃からゲームで遊ぶのが大好きだったと話す鈴木。鈴木からは、チームメンバーの役割分担やどのタイミングでエンジニアはどんなことをするのかなど、エンジニア目線でどうやって「LABBOT CLEANER」を作ったかを紹介。「この機能をつけて」、「スコアをつけて」、「こうなったらゲームオーバー」、「クリアの指示」や「動画を流して」など、プログラミングができることの可能性は無限大と、プログラマーの楽しさも紹介していました。

また、ゲームクリエイターを目指したのは、小さい頃から思っていた何かを作って感動を届ける人になりたいという思いに、自分の得意なものと好きなことを掛け合わせたら、ゲームクリエイターしかない!と思い決めたと紹介。「何になりたいか、何が得意か、何がしたいかから将来の夢を決めるのもいい。”何”を見つけるために、今はいろんなことにチャレンジをして、好きなことを見つけてほしい。」と伝え、最後には、「ゲームで一番楽しい経験をするのは作り手自身、楽しい経験をするために、誰かのためにゲームをつくると楽しいので、誰かのためにゲームを作ってみて欲しい、それ以外でも、自分の楽しい経験を探してみてほしい」という2つのメッセージを伝えて締めくくりました。

あっという間の20分。子供たちからいろんな質問が!

2人の講演後は、子供たちからの質問タイムに。遠方の子供たちにも参加してほしいという思いから、当日はライブ配信をし、オンラインで参加している子供たちからも質問を募りました。

質問タイムが始まると、会場からも配信のコメント欄からもいろんな質問が!「エラーがでたらどうしたらいいの?」や「つくっているゲームの音がならないんだけどどうしたらいいのかな」といったプログラミングについての質問や、「ゲームを作るときのアイデアはどうやって考えているの?」や「ゲームクリエイターになるためにはどんな勉強をしたらいいの?」といったゲームづくりに関する質問や、「好きなプログラミング言語を教えて!」といった質問まで様々な質問が飛び交い、あっという間の20分となりました。

交流会終了後、参加した子供たちからも「ゲームを作るのに、こんなに多くの人が関わっていて、時間がかかるのを知らなかった」や「聞きたいことが聞けて良かった」「楽しかった!」という嬉しいコメントをいただきました。そして、登壇した2人も普段はほとんど関わらない小学生の子供たちに、自分の仕事を伝えるいい機会になりました。

今後も、ゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)では、ゲームに夢中になる子どもたちがただ遊ぶだけにとどまらず、自らのアイデアをカタチにするモノづくりの楽しさを知ってもらい、ゲームやインターネットサービス開発の仕事に興味を抱くきっかけを積極的に提供してまいります。

※イベント当日は感染対策のため人数を制限し安全に配慮した上で運営を行いました。

LINEで送る
Pocket

おすすめ記事