新卒でコンテンツプランナーに。コンテンツ制作に込めた思いとは?
ゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)には、「YGC」と呼ばれている新卒採用プロジェクトがあり、人事担当者だけではなく、実際にゲーム開発に携わる社員が協力して採用活動に取り組んでいます。
現場の社員だからこそ、雰囲気や仕事のリアルを伝えて、会社のことを理解してもらいたい、という思いで始まったこの活動に携わる「YGC」メンバーについて紹介していきます。
第二回目は、3期から「YGC」の活動に参加した2年目の東条にインタビュー。入社までの経緯や今までの仕事内容、新卒採用活動に携わったきっかけなどを聞きました。
未経験でもゲームの制作に携われることを知り、インターンシップに参加
元々、ゲーム業界に興味があったのですか?
最初は、ゲーム業界ではない別の業界での就職を考えていました。大学は法学部で、大学院に進んでからも社会学の勉強をしていたので、当時は銀行や公務員試験などを受けていました。その一方で、小さい頃から絵を描いたり、工作したりすることも好きだったので、文系で未経験でも、クリエイティブ制作に携われそうな広告業界にも惹かれていました。
そこから、なぜサイバーエージェントのゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)に?
きっかけは就活生向けのイベントでした。広告業界のことを聞きたかったので、広告事業に携わるサイバーエージェントの社員の方に質問していたのですが、他の社員も紹介するよと声をかけてくださり、そこから、SGEで働いている方に会うことになりました。最初は、会社の雰囲気や働き方について話していたのですが、好きなコンテンツの話になった時に、アニメやゲームの話で盛り上がってしまい、そんな私を見て、ゲーム事業に向いてそうだとインターンシップに誘ってくれました。
当時、ゲームといえばプランナーのイメージがあり、レベルデザインや設計をするんだろうなと思っていて、理系出身の方やゲーム制作の経験がないとできない仕事だと思っていたのですが、話を聞くと、私のような文系でかつ未経験でもゲームに携われることを知りました。元々、コンテンツは好きだったので、好きなものに飛び込んでもいいのかという不安も少しありましたが、事業部の雰囲気なども含めて体験したいと思い、参加することにしました。
コンテンツが好きだったんですね。
小さな頃から、姉の影響でアニメやゲームによく触れていました。特にキャラクターや世界観などの設定を見ることが好きだったので、学生の頃は、よく恋愛シミュレーションゲームで遊んでいました。アイドルのアニメに夢中になったときは、ライブなどリアルイベントにも足を運んで、いろいろなジャンルのコンテンツを楽しんでいましたね。
東条 瑠依 (Tojo Rui)
2020年サイバーエージェント新卒入社。Craft Eggに配属後、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」のコンテンツプランナーとプロモーションプランナーを兼務。「YGC」には3期から参加。
イラスト一枚に込めていく制作側の熱意に心が動かされた
参加したインターンシップで印象的だったことはありましたか?
既存タイトルのインゲームにおける改善点と解決策を見つけることや、IPを扱うサービスで、キャラクターコンテンツについて考える短期間のインターンシップに参加しました。その中で、イラストの設定や構成を決める会議に同席したのですが、プロデューサーの方が、お客様が喜ぶ構図はもっとこうじゃないかと、ユーザー視点になって、熱くフィードバックしていたことが印象的でした。イラスト一つで、そこまで考えてつくり込まれていたことに驚きましたし、プロデューサーだけではなく周りの方々も、同じ姿勢でものづくりをしていて、私もこんなふうに働きたいと思いました。
それが決め手になって、サイバーエージェントに入社を?
正直なところ、最後まで自分が進むべき道について悩んでいました。やってみたいことが多かったですし、それを全部やることは現実的に難しいと思っていたのですが、それをプロデューサーの方に相談したら、「どちらかじゃなくて、してみたいことは全部しよう。できる方法を一緒に考えよう!」と話してくれて。その言葉にすごく心が動かされました。そう言ってくれる方と一緒に働きたいと思い、入社することを決めました。
世界観がちゃんとつくり込まれた、お客様が安心して楽しめる作品づくりがしたい
入社してから今までの仕事内容について教えてください。
「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の、コンテンツプランナーとプロモーションプランナーを担当しています。コンテンツプランナーではアニメの映像や脚本の監修を中心に、コミカライズのチェックやアフレコの立ち合いなどもしています。プロモーションプランナーでは、コラボ施策や大型施策の企画、全体進行の取りまとめをしたり、情報解禁スケジュールを決めたりしています。また、動画制作なども担当しています。
元々、コンテンツプランナーを志望していたのですか?
新卒研修で様々な職種の体験もしたのですが、改めて、キャラクターや作品づくりに携われる部署に行きたいと思い、配属先の希望を出しました。今まで触れてきたコンテンツの経験を活かしたかったですし、設定などに矛盾がなく世界観がちゃんとつくり込まれた、お客様が安心して楽しめる作品づくりがしたいと思い、相談を重ね、コンテンツプランナーという役割を任せていただくことになりました。
プロモーションと兼務している理由は?
「このキャラクターに、この演出は合っているのか」など、プロモーションの施策でも、コンテンツ観点でチェックすることが多かったので兼務することになりました。また、プロモーションチームは、社内外問わず、いろんな方と連携することが多く、チームとして働く経験ができることも大きかったです。
今の仕事で意識していることはありますか?
施策をリリースした時に、より多くの方に反応していただけるような、クリエイティブや施策づくりを心がけています。もちろんポジティブな反応は大切ですが、ネガティブな声があったとしても、何かしらのかたちで反応を頂けていることになるので、その施策がどのような印象を持たれているのか気づきますし、改善するきっかけになります。施策を考えるときは、多くのお客様にどんな感情になって欲しいのかをイメージして、そういったクリエイティブになっているかを意識して考えるようになりました。リリースした時に、トレンド入りできるとほっとします。
今後、目指していることはありますか?
今担当しているサービスを、たくさんのお客様に見ていただきたいので、より一層、作品として面白いと思っていただけるものを、つくれるようにしていきたいです。また、今まで私がコンテンツに支えられてきたので、次は私がいろんな方に元気や活力を与えられるコンテンツをつくれるようになりたいです。辛い気持ちがあっても、作品を見た時に、少しでも笑顔になるような、たくさんの人に喜んでもらえるコンテンツづくりを目指していきたいです。
コンテンツを深く楽しんでいる方なら活躍できる環境
新卒採用プロジェクト「YGC」に参加したきっかけについて教えてください。
きっかけはトレーナーとの面談でした。2年目にどんなことを挑戦するべきなのか相談をした時に、「次世代が組織をつくるのは大事だよ」という話をしてくれて。一緒に働くメンバーの大切さは実感していましたし、私のように、ゲームやコンテンツは好きだけど就職先として選んでいいのかといった悩みを持っている学生の方の話し相手になれればと思い、参加することを決めました。「YGC」には今年から参加したので、これからどんな学生の方に会えるか楽しみです。
どんな方と一緒に働きたいですか?
今のチームにいて感じることですが、アニメやゲームといったコンテンツへの熱い思いや好きという気持ちが強ければ強いほど、面白いものをつくる原動力となると思いますし、ユーザー視点で施策を考えられるなど、たくさん引き出せる力があると思うので、深くコンテンツを楽しんでいる方と一緒に働きたいですね。
最後に、学生の皆さんにメッセージをお願いします。
私のように未経験でゲーム制作経験がなくても、ゲームやアニメなどコンテンツが好きという気持ちがあれば、サービス開発に携わることはできますし、そういったユーザー側の感覚を持っている方が活躍できる環境です。少しでもゲーム制作に興味がある方がいたら、ぜひ話を聞きにきてください。
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