企画からものづくりに関わりたい。企画職にシフトチェンジして、駆け抜けた1年を振り返る

10社以上の子会社が所属している、ゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)では、多くの若手社員がゲーム開発に携わり、日々ものづくりに励んでいます。

今回の特集では、新卒3年目までの社員にインタビュー。入社してから、どんなことを感じ、仕事に打ち込んできたのか。大学時代や就活のエピソードにも触れながら、紹介します!

第二回目は、大学時代にプログラミングを学び、今はプランナーとして新規プロジェクトで活躍する福島にインタビュー。企画職への就職を決意したきっかけや、技術的な視点を持つことが活かされた経験や成長を感じられた体験などについて聞きました。

ベンチャーマインドを感じる会社で、挑戦したい

サイバーエージェントを受けようと思ったきっかけを教えてください

私がしたいと思うものづくりが、サイバーエージェントなら出来ると思ったからです。 昔から工作など、ものづくりをすることが大好きで、物心ついた頃から、そういった分野の仕事がしてみたいと思っていました。 それもあり、大学では電気回路やプログラミングを学んでいましたが、大学4年生の時に半年ほどベトナムでエンジニアのインターンに参加した時に、私がやりたかったものづくりとのギャップを感じるようになりました。 どちらかと言えば、企画の初期段階から、つくったものをどう広めていくかといったマーケティングに近いところまで関わりたい。そう思った時に、サイバーエージェントのビジネスコースなら、つくることも広めることも幅広く携わることができそうだと思いました。エンジニアではない道を選ぶのは、イレギュラーな選択ではありましたが、思い切って挑戦してみたいと思い、採用を受けることにしました。

なにが入社の決め手となりましたか?

選考途中に、広告系やデータ分析系などリアルなビジネスの現場を体験できるインターンシップがあったのですが、内容が新鮮で刺激的だったからです。それまではエンジニアのインターンを中心に参加していて、企画職という立場で何かをすることがなかったので、どれも新しいことだらけでワクワクしましたし、より、企画をやりたいという気持ちが強くなりました。またベンチャーらしさを感じたことも大きかったです。採用でもチャレンジングなことをしている印象がありましたし、インターンでお会いした社員の方々も、サービス開発などで年次関係なく自分で考えたアイデアをどんどん形にしていて、そんな挑戦できる文化が根付いた環境の中で私も働きたいと思い入社を決めました。

ゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)に決めた理由はありますか?

入社後に、実際の現場を体験できる「弟子入り」制度で、SGEに所属するIPやスマートフォンゲームの企画・開発などを行う子会社のQualiArtsに行った時に、プランナーの方々の多くが理系やエンジニア出身だったことが大きかったです。当時、勝手な先入観があって、企画職は文系の方が多いイメージがあったのですが、職場によっては理系社員の方が多いところもあることを知り、またそこで出会った社員の皆さんとも話が合ったことから、配属先もQualiArtsに決めました。

福島 萌史 (Fukushima Kizashi)

2020年サイバーエージェント新卒入社。QualiArtsに配属後、新規プロジェクト開発のプランナーとして従事。


企画も技術的なこともできる人が集まっている環境

今の仕事内容を教えてください。

新規の3Dタイトルにプランナーとして配属されてから、機能開発やクリエイティブの進行管理、ゲーム内イベントの企画開発などを担当しています。それ以外にも、サウンドエフェクトやプロモーションにも携わり、各所との調整も行っています。

エンジニアの知識が活かされたと思ったことはありましたか?

通信やデータ構造の話が出ても「こういうことかな?」とある程度内容が掴めるので、コミュニケーションのしやすさはあると思います。また、何か問題が起きた時に、こうした方が動きやすいのではという視点で方針が考えられるところも活かされているのかなと思います。今のチームではプランナーがUnityで確認するフローなど、より専門性が高いことをやるので、エンジニアの知識や考え方がいろいろな面で役に立っていると思います。

プランナーでも技術的な知識が求められるのでしょうか。

今のチームが特殊なのかもしれませんが、私と同じくエンジニア出身でプランナーをされている方もいますし、企画だけでなく技術的なことも考えられる人が集まっている環境なので、技術的な知識を求められることは多いと思います。出来ないといけない範囲が広く、求められるハードルが高いのですが、その分やりがいも感じます。

企画をやってみて、何か気づきはありましたか?

改めてサービスの先にいるお客様のことを考えてものづくりをする大切さを実感しました。大事なことだとは理解していましたが、プロジェクトの開発が進むにつれ、スケジュール通りに開発を進めていくことばかりに重きを置いてしまっていました。それに気付けたのはプロデューサーのおかげでした。プロデューサーがユーザー視点で丁寧にチェックをしていて、多くのセクションを巻き込みながら何度も話し合ったり、ユーザー視点でこれは絶対に行った方が良いという施策や調整に関しては、スケジュールにうまく落とし込んで開発に乗せたり、より良いものをつくるために妥協しない姿勢を見て、いつの間にか、リリースすることだけが目的になっていたということに気づけました。

責任の幅を広げて、運用ならではの経験を積みたい

今後はどんなことをやりたいですか?

入社の時から思っていた「最初から最後まで制作に関わりたい」という気持ちは今も強く残っているので、各セクションと調整を重ねながらスケジュールにも責任を持ち、面白いと思ってもらえる企画の制作もできる開発ディレクターにチャレンジしてみたいです。1年目はプランナーとして新規プロジェクトの開発に携わってきたので、2年目は責任の幅も広げて数字を追うことだったり、元々の自分の知識を活かしながら、リリースされた施策のアップデートを考えたりなど、運用ならではの経験を積んで、新規の開発も運用もどちらもできるディレクターになれるように成長していきたいと思っています。
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