「自分にしかできない仕事をしたい」。美容師、ドラマ制作の助監督からゲーム業界へ。サイバーエージェントグループで今でも働き続ける理由。

サイバーエージェントのゲームやエンターテイメント事業に携わる10社以上の子会社が所属する事業部SGE(Smartphone Games & Entertainment)では、さまざまなキャリアを持った女性メンバーが活躍しています。

産休育休復帰後、プロジェクトマネージャ(PM)兼クリエイティブリーダーを務める加藤もその一人。ずっとこの環境で働き続けたいと語る加藤。美容師からドラマ制作の助監督…全く異業種からなぜゲーム業界へ転職したのか、加藤の今までのキャリアと今後への思いを聞きました。

あまり深く考えずにゲーム業界へ

美容師からドラマ制作の助監督を経てゲーム事業に、全く別業界に常に転職していますが転職の軸はあったんですか?

実は、転職するときはあまり深く考えて転職はしていなくて。美容師になったきっかけも、上京したいという気持ちと美容関係が一番苦手な分野でもあったので、だったら美容専門学校に行こうと決め、その流れで美容師になりました。ドラマの制作の助監督になった時は、2年くらい続けた時に違うこともやってみたいと、昔から興味があったドラマ制作の世界に転職を決めました。サムザップに転職した時も、転職の軸は全然なくて、いくつか紹介をしてもらった中で、漫画やアニメが好きだったので、ゲームだと近しいのかなと思い入社を決めました。

異業種での戸惑いは?

初めての仕事だったこととゲームをプレイしたこともほとんどなかったので、聞いたことがない専門用語などは何度も同じ質問をしてしまったこともあったのですが、周りの人が嫌な顔せずサポートしてくれたので、戸惑いを感じることはなかったです。あと、入社日はかなりドキドキしていたのですが、社員さんが気さくにランチに誘ってくれたおかげで、すぐに溶け込むことができたのも大きかったと思います。

入社して印象的だったことはありますか?

上下関係なく意見が言える風通しのよさです。サムザップに入社する前は、上司に意見をするということはしてはいけないことだと思っていたんですが、入社した時から、マネージャに「思っていることはちゃんと言ってね」と言われたりその当時の1on1(1対1のミーティング)も「遠慮しないで言ってね」と言われたので、そんなに「言ってね、言ってね」と言われるならと、組織をこうしたほうがいいなど思っていることを伝えたら、しっかり聞いてくれて、時には行動してくれたのが印象深かったです。

加藤 美咲 (Misaki Kato)

美容専門学校を卒業後、美容師、ドラマ制作の助監督を経て、2013年にサイバーエージェントグループのサムザップに入社。データ管理業務からジョブチェンジをしてアニメーターに。現在は、プロジェクトマネージャ(PM)兼クリエイティブリーダーに従事。

未経験でアニメーターに

サムザップ入社後はどんなお仕事を?

最初のデータ管理の仕事では、クリエイターのタスク管理や制作物のデータ管理、背景などの発注書制作と外注進行管理の仕事をしていました。その後、アニメーターにキャリアチェンジをし、クリエイティブリーダーを兼務、その後産休育休を経て、今は新規プロダクトのプロジェクトマネージャ(PM)兼クリエイティブリーダーをしています。

未経験から、なぜアニメーターに?

2年くらいデータ管理の仕事に携わった時に、少し仕事内容に対してやりきった感を感じるようになりました。それを素直に上司に相談したところ、「今のスキルもいいけど、他社でも通用するようなスキルを見つけてみるのもいいんじゃない」と言われたんです。映像が好きだったのと、ゲーム業界で働いていてアニメーションの面白さを知り、それならアニメーターに挑戦したいと思い、「アニメーターをやらせてください」と伝えました。そうしたら、「やってみたら」と言ってもらえたんです。正直びっくりしました。全く未経験だったので「え、やらせてくれるんだ」と思いました。

そこからどうやってスキルを身につけたんですか?

データ管理の仕事をしながら朝や夜、土日などを使って、まずはツールを触りはじめました。Photoshopですら「開く」「閉じる」くらいの動作しか知らなかったので、とにかく本やネットで勉強したり、邪魔にならない程度に現場のデザイナーさんやアニメーターさんに質問をたくさんしました。また、会社には他のアニメーターさんが制作されたデータがたくさんあるので、それを見て実務での作り方を学んでいきました。2ヶ月後、完成した作品を社長レビューで確認していただき、合格ラインをもらえたので、アニメーターへキャリアチェンジをすることができました。見せるときは本当に冷や汗が出てましたね(笑)。

とにかく断捨離を意識するようになった育休後

育休復帰後、変わったことはありますか?

保育園のお迎えがあるので、 朝は早めにきて前日の残作業をしたり、特になければ自分のスキルアップの時間にするようになりました。あとは、食事や生活リズムを子供に合わせているので体調管理は前よりできていますね(笑)。

新規プロダクトのクリエイティブリーダーとプロジェクトマネージャ(PM)はどのようなことをしているのですか?

クリエイティブリーダーとして、スケジュール管理やマネジメントをやりながら、実際に制作のヘルプに入ったり、プロモーション動画のディレクションなどをしたりしています。プロジェクトマネージャ(PM)では、主に全体スケジュール進捗管理を行っておりますが、自分自身が盛り上げ施策の提案や企画が好きなので、プロジェクトのイベントカレンダーをホワイトボードに掲示し、懇親会やミラティブ配信日など最新情報が見てわかるように情報の可視化をしたり、新メンバーと既存メンバーのコミュニケーションツールの一つとしてプロジェクト名鑑の制作推進などをしています。

役割が多い中でどのように時間管理をしているのですか?

役割が多い分ほっておくとどんどんやることが増えてしまうので、業務の効率化と断捨離はかなり意識しています。気づいたら惰性でやっていたというようなことがないように、やることやらないことを明確にし、その後、自分でやったほうがいいことと、他の人がやったほうがいいことを最初にしっかりと分けお願いをするようにしています。周りの方の協力があるのはかなり大きいですね。また役割上、関わる人も多いので、人の時間を使っているという意識を忘れずに無駄なことをしていないかは常に考え断捨離をしています。

あとは、睡眠時間を多くとって仕事の効率を上げられるように家ではいろんな時短をしています。週末に作り置きのごはんをつくっておいて、平日はできるだけ食事の準備時間を短くしたり、元々は物を捨てることができなかったのですが、家の中もかなり物を減らし整理整頓をすることで、家事に時間がかからなくなりました。

自分にしかできない仕事を

今まで比較的短い期間で転職をしてきたと思うのですがサムザップで働き続ける理由はありますか?

ほぼなにも考えずに入社したのですが、入社したら意見が言いやすい風通しの良い環境やどんな些細なことでもみていてしっかりと評価してくれたり、未経験だったとしてもやりたいことを応援してくれるこの会社の良さにはまってしまったので、どんな事業をやっているかというよりもこの環境で働き続けたいという気持ちが今は強いですね。あとは、サムザップは、10社以上の子会社が所属するサイバーエージェントのゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)にも所属しているので、その組織があることで飽きないということもあると思います。1つの会社だとやれることが限られますが、グループを見渡すと、プロダクトや使っている技術も様々ですし、無限にできることがあると思います。自社だけの知見だと狭い知識になってしまうところを、ノウハウを子会社同士共有しようという文化があるので、いろんな知見やノウハウがグループ会社から得られて、いろんな人と交流やかかわりが持てるので本当に飽きないですね。

今後していきたいことはありますか?

将来的にはマネージャとしてもクリエイターとしても、自分にしかできない仕事をしていきたいと思っています。「誰でもいい仕事」ではなく「私だからできる仕事」を担える人材になるためにも、今サムザップにない技術の先駆者となれるようスキルアップは常にしていきたいと考えています。

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