「自分一人になってもリリースする覚悟はあるか?」私がエンジニアからキャリアチェンジした理由

サイバーエージェントのゲームやエンターテイメント事業に携わる10社以上の子会社が所属する事業部SGE(Smartphone Games & Entertainment)では、さまざまなキャリアを持った女性メンバーが活躍しています。

エンジニアとしてサイバーエージェントに新卒入社。ものづくりが好きという気持ちから、いつしか人に寄り添う仕事をしたいと、エンジニアからプロジェクトマネージャ(PM)にキャリアチェンジをした笠原。そんな彼女の大切にしていることや目指していることについてききました。

ものづくりが楽しかった

エンジニアを目指したきっかけは?

大学で、情報系の授業をうける中でWebエンジニアという職業に興味を持つようになりました。HTMLで書いたものが、Web上で反映されるのが単純に楽しかったんです。C言語やJAVAを使って開発をするのは、難しかったのですがおもしろくて、そこからものづくりに興味を持つようになりました。実際にいくつかのインターンシップに参加し、ものづくりをするエンジニアとして働くイメージを膨らませていきました。

サイバーエージェントに入社を決めた理由はありますか?

自分が好きなサービスをつくっているという軸で就職活動をしていました。サイバーエージェントには好きなサービスがあったこと。それに加えて携わるなら大きな規模のサービスに携わりたいという気持ちもあったので、ユーザー数の多いサービスを運営していることも入社を決める理由になりました。

笠原 史穂(Shiho Kasahara)

2013年サイバーエージェントにサーバーサイドエンジニアとして新卒入社。Ameba事業部でサービス開発に従事した後、Unityエンジニアに。2015年3月よりサムザップに異動。新規サービスの開発などに従事。現在は、新規サービスにプロジェクトマネージャ(PM)として携わる。

くやしさが今の原動力

入社して一番印象に残っていることはありますか?

同期がプロデューサーとなり決められた予算の中、期間は3ヵ月で新規ゲームの開発を行ったことです。プロデューサー、UIデザイナー、アニメーター、エンジニア2名の5名体制でした。

かなり少人数、短期間での開発ですね?

サムザップで新規サービスをつくるための企画コンテストを実施し、実際に企画が通ればチームを組んでモック開発に進める。さらにモックを見てこれは実際にリリースできると判断されたら本開発に入ることができるというコンテストを実施したんです。その中で2案残ったうちの1案でした。

どこらへんが印象に残ったのですか?

全員で企画を考え、作って、遊んで、壊して、また作って…とにかく自分たちが納得いくまで作り込むというのを5人でずっと繰り返していたので、ものづくりをしているという感覚がすごくありました。企画から、みんなで納得いくまで話し合い、開発期間はずっと一緒にいました。かなり大変だったのですが、同時にかなり楽しかったんです。

ただ、私たちのプロジェクトは、3カ月で自分たちが納得いくものは作りきれたのですが、チャレンジ領域だったこともあり本開発には入らないという判断になりました。それがすごい悔しくて。今でも忘れられないのですが、それだけではなく、3ヵ月でこれだけお金を使って、何も成果を残せなかった。この経験が、会社になにか成果で返したいという原動力になっています。

その経験から変わったことはありますか?

一つのことにみんなで向かっているときのチームの熱量がものづくりをする上で大切な要素のひとつだということを肌で感じたので、どのプロジェクトにアサインされても、人数規模が違っても、みんなが熱量高く一つの目標に向かっている状態をつくりたいと思っています。

また、「納得感」も大切にしています。作っている人たちが、本当にそれでいいと思って作っているかどうか、そこをちゃんと見るようにしたいと思っています。当時それらを肌で感じることができたので、自分自身その頃と同じ気持ちでものづくりに向かえているかは常に意識しています。

自分一人になってもリリースする覚悟はあるか?

なぜエンジニアからプロジェクトマネージャ(PM)になろうと思ったんですか?

元々、一緒に働く人やチーム作りに興味がありました。エンジニアとして働く中で、もっと人に寄り添う仕事をしたいと漠然と考えており、技術力よりマネジメント力を高めるキャリアを思い描いていました。プロジェクトマネージャ(PM)という役割であれば、大きな枠組みで事業と人と関われるのではと思いました。

また、ゲーム作りでのマネジメントは、いろんな職種の方がチームにいて、技術も高く年齢もバラバラ。難易度はとても高いと思いましたが、他では積めない経験が、短期間で経験できるとも思いました。

人に寄り添りそう仕事をしたいと思うようになったきっかけはあったのですか?

私は自分に自信がないタイプで、気持ちが後ろ向きになりがちだったのですが、それを当時のマネージャに相談した時に、「まだ1年目だから、できないことがあって当たり前。できないことじゃなくてできるようになったことを数えなさい」と言われたんです。それから、考え方をガラッと変えることができて。この経験から、人を前に導いてくれる、こういう人は素敵だなと思い、私もこうなりたいと思うようになりました。

そこからどうやって?

新規サービスの開発チームに異動した後からは、プロジェクトマネージャ(PM)をやりたいとエンジニアのリーダーに伝え続けていました。そして、ちょうどそのポジションが空いたタイミングで、「私にやらせてください」と伝えました。その時に、「自分一人になってもこのサービスをリリースする覚悟はある?」と聞かれ、「あります!」と勢いよく答えましたが、それほどに覚悟が必要な役割なのだと身が引き締まったのを今でも覚えています。

熱量高いチームづくりを

プロジェクトマネージャ(PM)はどんな仕事をしているのですか?

一緒に働くチームの人、作るモノとお金に責任を持つ役割だと私は思っています。

現在は、新規開発に携わっているので、リリース目標日までにどのように予算を使って、どのように開発を進めていくのかの計画を立て、開発を進めています。

今のお仕事のやりがいは?

計画通りにアウトプットが出せたり、プロジェクトを進めながら問題を解決したりもやりがいを感じる瞬間なのですが、一番は、チームメンバーが働きやすいと感じていたり、チームメンバーの表彰やつくっているものを称賛されることがやりがいであり嬉しいことです。特に、今のチームは、少人数で熱量高く開発しているので、その熱量を高めつつ、さらに引っ張っていける存在になりたいです。

最後に今後挑戦したいことを教えてください。

「人に寄り添うという軸は変わらず」、自分の好き、興味を持てるサービスやプロダクトに携わり続けていきたいです。プロジェクトマネージャ(PM)として経験を積み、どんなプロジェクトでもチームづくりができるようになりたいです。ものづくりはやっぱり好きなので、ずっとしていきたいですね。

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